母や叔母も看護師で、幼少から看護師という職業が身近にあり、自然に看護師の道を選択していました。看護師として産婦人科で働き始めましたが、もっとお母さんや赤ちゃんのために役に立つことが出来ればと思い、助産師の道へと進みました。
妊娠・出産・育児に携わるだけではなく、女性の一生を支え、見守る仕事をしています。病院では主に妊娠・出産・育児の分野において指導・助言を行います。その時の状況に合わせて、一人一人に合ったケアができる様に心掛けています。
助産師は赤ちゃんとお母さんの命を預かっているので、責任やプレッシャーも大きな仕事ですが、家族の幸せも一緒に感じられる職業でもあります。赤ちゃんが誕生した時はいつも幸せをお裾分けしてもらった気持ちになります。そんな幸せがあふれる場面に立ち会わせて頂ける事をありがたく思います。とてもやりがいを感じる事が出来る仕事です。
大学卒業後、介護福祉士として病院で勤務をしていました。その中で「患者さんともっと深く関わらせて頂きたい、安心して療養生活を送って頂きたい」という思いが出てきました。そこで、医療の面からも広く深く関わることのできる看護師を目指しました。
現在、外来兼手術室看護師として勤務をしております。外来受診時や往診の際に、コミュニケーションを通して情報収集を行い、多職種と連携し、患者さんが住み慣れた地域で安心して継続して暮らせるように看護を行っています。
看護はたくさんの喜びがあります。その中でも患者さんやご家族からの「安心しました」という言葉が原動力になっています。臨床では日々勉強ですが、この環境とたくさんの方々との出会いが自分を人として成長させてくれます。とても魅力あるお仕事です。